障害者施設「津久井やまゆり園」で7月26日に19名の尊い命が奪われ、26名が重軽傷を負う悲惨な事件がありました。亡くなられた方々には衷心よりお悔やみを申し上げます。また負傷された方々の一日も早いご回復をお祈り申し上げます。

偏った考えから、人を殺めた残忍な犯行に憤りを覚えます。犠牲となった利用者、家族、職員も無念でならないことでしょう。本当に胸が痛くなる犯罪です。
障がい者を差別する言動が私たちを暗澹(あんたん)たる気持ちにさせています。社会にそして全障がい者施設関係者に大きな衝撃を与えました。連日報道がなされ、利用者、職員も不安を感じている方があるかと思います。
当法人はこの事件を深く受けとめ、このようなことが二度と起こらないようにするための取り組みと努力を重ねてまいります。

まずは利用者、職員の心のケアに配慮してまいります。
ご家族の皆様には、利用者のいつもと違う様子がみられましたら職員にお伝えください。今年度、職員のメンタルヘルスに配慮し、臨床心理士と面談を重ねています。この度の事件を受けてご心配な方には共に対応してまいりますのでご相談ください。

連日の報道による誘発事件の可能性がありますので防犯対策を講じます。
外部からの侵入に対して、警備会社に協力を要請し、施錠、緊急時通報などの防犯対策を検討しています。
地域に開かれた施設を目指すことを配慮しながらの防犯対策となります。

人権意識に対しての啓蒙に取り組んでいきます。
私たちは、日々障がいの重い方々の命に携わっています。病弱ゆえにわずかな変化も見逃せません。発語のない利用者の思いを汲みとり応えようと全身全霊を傾けています。毎日全介助していく中で情は深まります。
外出支援はマンツーマンです。じっくり利用者と関わるので相手の思いがよく分かります。互いに分かり合うこの時間が二人の宝物になり利用者とのつながりを深めます。
日々の関わりの中で喜びを共有し、互いに かけがいのない大切な存在になっていきます。
この春「障害者差別解消法」が施行されました。二年前には国際的かつ最先端の人権思想が盛り込まれた「障害者権利条約」が批准されました。優れた思想も実感を伴わないと心からの思いにはなりません。当法人では、人間の尊厳を毎日の関わりの中で実感し積み重ねています。
社会参加活動を通して、利用者の笑顔を地域に届け、障がい者理解を深めます。利用者と職員が明るく楽しく過ごしていることが啓蒙活動そのものだと思っています。


偏見からくる言動に惑わされることなく、利用者とともに明るく元気に日々過ごしていきましょう。  

平成28年7月31日  社会福祉法人さくら草
社会福祉法人さくら草
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